要望書の記入と素案の作成について
弊社のホームページや会社案内等の資料をみたり、実際にお会いしてお話しをしてみても、なかなか家づくりを託して良いものか判断できないかと思います。次の検討ステップとして「素案の作成」をご提案しています。ここでは、弊社の設計監理業務を少しはじめてみることになります。(有料※1)
1.要望書への記入
たてもの相談や素案の作成にあたり、住まい手のみなさんに要望書の記入をお願いしています。住まい手の「住みたい家」を知りたいと言うこともありますが、家族みんなでこれからの暮らし方を話し合うとてもよい機会だと思うからです。
こちらで用意したいくつかの質問に家族みんなで答えていくことで、漠然としていた家づくりが少し具体的になっていきます。おおげさかもしれませんが、これからの家族のあり方や生き方をじっくり考えてみる良い機会になるのではないかと思います。
2.素案づくり
住まい手が考えている暮らし方を伺い、要望書を拝見し、計画地を調査しながら設計条件を整理して、ラフ案を作成。ラフ案を元に打合せを行って、家づくりの最初の段階となる素案(たたき台となる案)を作成していきます。住まい手の様々な与条件を整理して、建築的な平面、空間構成が分かるようにしていきます。期間としては概ね1ヶ月程度になります。
■検討事項
・設計の与条件を整理
(たてもの相談、要望書の作成、現地視察等)
・建築基準法等の法令状の諸条件を調査検討
・基本設計の方針を検討
■成果品(提出品)
①家づくりの基本的な考え方
②素案(家づくりの第1案、配置図兼平面図)
③模型
④概算事業費
⑤家づくりのスケジュール表
3.見極め
これらの成果品と素案をつくるプロセス(課程)を体験頂くなかで、自由工房が家づくりのパートナーとしてふさわしいかどうかをご判断いただければと思っています。(素案提出から1ヶ月程度で判断頂いています。)
■判断のチェックポイント
①素案内容が自分たちの暮らしの場として違和感がないか
②収納量や窓の位置とった詳細は、設計を進めていくなかで調整ができます。ここでは、家づくりの考え方や全体的なこと(建物大きさや配置、各部屋の配置やつながり方(ゾーニング)、概算等)が自分たちの家にふさわしいかどうか
③自由工房の家づくりの考え方や進め方が合っているか(相性、信頼できるか)どうか
※お願い事項
※1:費用について
素案作成は設計監理業務の一部としています。ご契約に至らなかった場合、実費費用として5万円~(設計監理費用の2.5%)のご負担をお願いしています。(ご契約頂いた場合は、設計監理費用に含まれたものとします。)
※2:素案の取り扱いについて
さらに、契約に至らなかった場合、素案等の資料返却をお願いしています。それは、素案を無断で利用されないようにするためで、我々の設計が様々な要素を踏まえたうえで、ひとつ一つ丁寧に練られた案だからです。大きな企業の規格品とは異なることをご理解頂いて、大切に考えていただけると幸いです。
また、契約はできないけれど、素案を家づくりに利用したい場合、設計監理費の10%で素案をお譲りすることが可能です。